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産経フォト2016年12月20日号に掲載されました。

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「もったいない」で社会貢献「誰かのために」

NPO法人「もったいないジャパン」の事務所兼倉庫には、全国から寄付される捨てるには“もったいない”品が集まっている=神奈川県茅ヶ崎市(川口良介撮影)
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 NPO法人「もったいないジャパン」の事務所兼倉庫には、全国から毎日「捨てるにはもったいないけど、取って置くにはちょっと…」という品が集まってくる。

 送料自己負担で「もったいないジャパン」へ郵送すると、同法人が児童養護施設や老人福祉施設、災害被災地など、必要とされる品を必要とする人の下へ送り届ける仕組み。
ツタンカーメンの置物は、町内会のビンゴの景品に。ラベルのデザインを刷新し、売り場に出せなくなった旧デザインのシャンプーは児童養護施設に。熊本地震では「テントで避難生活を送る人が時間の経過がわからなくなる」という理由から、多くのカレンダーを被災地へ送った。
同法人の山本高大理事長(32)は「ゴミとして廃棄されるものが、誰かの役に立つものへと変わる。物を循環させる仕組みを作りたい。お金の寄付よりも敷居が低い、気軽にできる社会貢献だと考えています」と話す。